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インタビュー記事 **「終戦 80 年は“始まり”の年にしたい」 音楽家・権谷達哉が語る、記憶をつなぐ平和へのメッセージ**

―終戦 80 年という節目に、どのような思いでプロジェクトを展開されていますか?

「終戦 80 年は、ゴールではなくスタートだと思っています。だからこそ、『NOW APOLOGY』という形で CD 作品を仕上げてきたし、戦争や災害に向き合う中で生まれ た曲たちを、映像や展覧会など新しい形でも届けていきたい。終戦を“悼む”だけでな く、そこから“語り始める”1 年にしたいんです」

―その象徴ともいえるのが、スチュアート・エップスさんとの共作曲『I DREAM OF A WORLD』ですね。

「はい。エップスさんとはこれまでにも何曲か一緒に作ってきましたが、今回の『I DREAM OF A WORLD』は、僕が作詞、彼が作曲・歌唱を担当しました。平和を夢見る 世界観をストレートに表現しています。“NO BOMBS, NO FEARS, NO SEGREGATION”というフレーズに、すべてが詰まっていると思います。 この曲は、ロシアとウクライナの戦争、そして長年の分断と差別に傷ついたすべての 人に捧げる“祈り”です」

―詩には「ギターが戦火の中で響く祖国」「希望の手を差し伸べる涙」といった描写が 印象的です。

「戦争は過去のことじゃない。今も、誰かの国が燃えているし、誰かの心が壊れてい る。そんな現実に、音楽で何ができるか。僕なりの答えがこの詩でした。祖父が戦争 で亡くなったこともありますし、僕自身、精神疾患を抱えて社会と距離をとってきた時期もあった。だからこそ、誰よりも“傷ついた誰か”に寄り添いたいんです」

―そうした思いは、特別番組「繋ぐ記憶」にもつながっていきますね。

「そうですね。この 8 月に放送するラジオ特番『繋ぐ記憶』は、反戦活動の 10 年間の 集大成とも言えるものです。 音楽、証言、詩、インタビュー…いろんな記憶を束ねて、“この時代に生きる僕たちは 何を受け継ぎ、どう変えていけるのか”を問いかけます。被災地・能登で暮らしている 僕だからこそ、“破壊と再生”“喪失と希望”を同時に語る責任があると感じています」

―終戦 80 年という歴史的な区切りと、能登での現在が重なるようです。

「まさにそうです。戦争と災害。両方に共通するのは、“あたりまえ”が一瞬で奪われる という現実。でもその中でも人は歌を口ずさむし、誰かの手を握る。それを、僕は“音 楽”として伝えたい。 戦後 80 年というのは、歴史を思い返すだけでなく、未来を問い直す時間だと思うんで す」

―今後の展開を教えてください。

「『I DREAM OF A WORLD』の MV も今後展開していきますし、『NOW APOLOGY』を 全国に届けたい。そして、映像詩や展覧会という“耳だけでなく目や心で感じる場”も つくっていきたいです。これからも、音楽を通して、平和を静かに、でも力強く語ってい けたらと思っています。」



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